本
講談調の説明で 人望はあるが、金もなく、村の有力者も敵に回した男の村長選挙戦を描く。 いろいろな小事件が起きて面白い 新宿のBook1stでおすすめされていた本。(ドミノもおすすめされていたのでかなりセンスがいい)
過去の解決した事件に対して、飲み屋で別の視点を提供していく 安楽椅子探偵スタイル
商店街の小さなフレンチ・レストラン、ビストロ・パ・マルで起きる不思議な事件をシェフが解決するミステリー。 前作(タルト・タタンの夢)に比べて、視点を変えた作品などが増えている。
商店街の小さなフレンチ・レストラン、ビストロ・パ・マルで起きる不思議な事件をシェフが解決するミステリー。 フランス料理屋の空気感が味わえる良作。
「つむじ風食堂の夜」の作者による作品。 高架下で商売をして暮らす主人公とその周りの人々が織り成すささやかな秘密の物語。 つむじ風食堂の夜のような空気感だけど、この作品についてはあまりぐっと来なかった。
福島の貧乏大名が幕府から嫌疑をかけられすぐに参勤交代せよと命ぜられてしまう。 幾多の問題や敵をやっつけながら江戸に到着して悪老中を懲らしめることになる。 かなりな綱渡りがうまくまとまって読みやすい。
アームチェア探偵もの。 文壇バーにやってくる大御所作家辻堂珊瑚朗先生がバー周辺で起きる事件を解決していくアームチェア探偵もの
集団自殺者のもとに現れたナゾの女からのカジノ襲撃計画の誘い。 さくさく読めてよい。
ぶたのぬいぐるみが、癒しを与えて動きまくるはなし まあまあ
ベッキーさんシリーズの2作目。 琴やら古典文学やら教養知識がどんどん作品に出てきて楽しい。
善政を敷いた北条早雲の秘蔵っ子、風摩小太郎の軍配者としての成長の作品。
チェス王者が狙われた。 犯人はアメリカ合衆国大統領??ということで 警備を行うことになった元SPのはなしだけに チェスのはなしが豊富。 というか、テンポの邪魔になるくらいなら チェストリビアはいらない。 元SPとまわりのキャラはいいけど登場頻度は少な…
10の短編集。分かりやすい結末もしくは暗示を求める人にはむかないかもー
ジョーカー・ゲームとは、誰がスパイがわからない状態で 情報のやり取りを行い、偽情報と本物の情報を見極め 勝利を目指すゲームのことをさす。 昭和を舞台にスパイによる情報の取捨選別をテーマに ストーリーが進んでいく。
偽証罪で刑務所に入った一代貴族兼作家のジェフリー・アーチャーが 獄中で実際に聞いた話を元にした9つを含む12の短編集。 飲んではいけない水を妻に飲ませ続けた男の話。 自分の経営する郵便局からお金を盗んだ話。 チャリティーイベントの売上金から盗んだ…
阪急今津線の各駅を舞台におきるいろんな出来事が いろいろリンクしながら進んでいく。 恋の始まりとその後の展開や復讐と復讐からの解放が 往路と復路というかたちで鮮やかに楽しめる。 よい本でした。
設定舞台文体全て異なる14の短編集。 1冊読むだけで色んな技が楽しめます。
書評家の古書店店長、バツイチで店長の同級生、高校生、小学校教師ら古書店の常連の間で 売り買いされる古書をもとに話しが広がり、なぞが提示され解決される。 14編の短編が終わったとき、1つの長編になるような伏線が見事。 短編の最後に話に出てきたミス…
変わり者のお嬢様とルームシェアしたことから巻き込まれる事件を 解決していく短編集。 決まった探偵が登場するわけではなく、事件ごとに解決者が異なるのが めずらしい。
前の3作目と前後編になっている。学校対抗の集団ゲーム物。 やっぱり戦略が楽しい。
次の4作目と前後編になっている。学校対抗の集団ゲーム物。 これも戦略が楽しい。
1作目に続いて、学校対抗の集団ゲーム物。 戦略が楽しい。
街中で耳にしたはなしや地方のちょっとした話題など シカゴトリビューンにのったコラム37編。大物コメディアンの新米インタビュアーへの紳士的な態度や 同僚の男女二人の長年にわたるクリスマスカードのやり取りがよかった。
久々のラノベ。ラノベ的要素に軍師ものがプラスされて、まあまあ。 一芸クラブほとんど関係ねー。
どんでん返しどころか最後の一文での裏切りを主題に書かれた短編集。 一応、ゆるいつながりはあるもののそれぞれ独立した5編からなる小説。 さすがにラスト1行で全てがひっくり返るほどの作品はなかったものの それでもラスト1行で大きく景色が変わったと感…
雑賀衆の流れを組む小太郎が左構えの種子島を構えたことから始まる戦乱の世の合戦風景。 のぼうの城のように一直線に陽気な展開にならず苦しみを乗り越えて、 クライマックスに行く展開なので、ちょっと疲れた。
突然なぞの老人から鉄道作りのプランニングを依頼されたフリーターの青年が 鉄道つくりにまい進するストーリー。 鉄道つくりのデータも破綻なくすんなりと読めた。
一度入ったら勝ち抜かないと外に出られないギャンブルマンションに おびき寄せられた一行が、胴元や乱入者との争いに巻き込まれながら脱出を目指す。 さくさく読むのにはよかった。
横浜の喫茶店のマスターと神戸の極道との兄弟の契りを交わした 関係を描いた表題作など、人情話が8題入っている。 さくさく読むのには楽しい。
密室殺人ゲーム王手飛車取りの第2弾。 前作が続編不可能じゃないの?という終わり方だったので、 映画SAW見たいな展開にならないかなと思いながら買ったら、 冒頭に筆者自ら映画『ソウ』シリーズについて言及されており、 わくわくしながら読み進める。 出題…