蒼林堂古書店へようこそ/乾 くるみ

書評家の古書店店長、バツイチで店長の同級生、高校生、小学校教師ら古書店の常連の間で
売り買いされる古書をもとに話しが広がり、なぞが提示され解決される。
14編の短編が終わったとき、1つの長編になるような伏線が見事。


短編の最後に話に出てきたミステリを書評家の店長が紹介する書評も楽しい。