〜さよなら新宿ミラノ座〜 世界のCMフェスティバル2014 in TOKYO@新宿ミラノ1

さよならミラノ座。ミラノ座が閉館のため、来年はオールナイトではないかもとのこと。
来年もオールナイトでCMがみたい。


オープニングがいつも通りちんどん屋風のお出迎えで始まって、
幕間ではツイッターの投稿を紹介したり
プレゼント抽選会などあきさせない趣向が盛りだくさんのオールナイトイベント。


以下印象に残ったCM
・オープニングのCM
インドの子供たちがダンスをひたすら1分ほど続ける
何のインドのCMかなとおもっていると「パリッとカリー」
という日本のスナック菓子のCM。完全にだまされる。


・ヴァンダムによるCM
ジャンクロードヴァンダムが2台のトラックにまたがる。
2台は徐々に車幅を広げていき、ヴァンダムは開脚する。
開脚しきったところでトラックは安定走行に入る。
ボルボの安定走行を示すCM


・携帯電話会社O2のCM
猫の生活に飽き飽きした子猫が、
なぜもっと犬のように生きないのかと思い立つCM。
棒きれってすばらしい。フリスビーに飛びつくなど
犬のように躍動する猫が1分くらい続き
Be more dogをスローガンに終わる。
なにを訴えているのかわからないがとにかくすごいCM。


・イギリスのCM
妻が1時間ほどお出かけ。夫は新聞を読んでる待っていると返答。
1時間後。
家の中は散らかり放題でめちゃくちゃに。
それは新聞紙ガーディアンの週末版のせい。
料理とサブカルチャーの特集を全部試したから。


イアン対週末はイアンの負け。小屋も燃えます。


・別府競輪のCM
別府競輪の選手たちがゆるーく宣伝する連作CM
連続で見せられると結構な破壊力


・不気味なCM
不気味な音楽に、般若の面、タトゥーを入れた若者、
裏路地を疾走するバイク、全面的に暗い雰囲気のCM。
日本のダークサイドと称してバイクを宣伝するヤマハヨーロッパのCM


アントニオ・バンデラスによるCM
アントニオ・バンデラスが接客をするタジキスタンの銀行のCM。
お客さんでいっぱいの銀行で1日の接客を終えたバンデラスにマネージャーが「明日もよろしく」といって終了。
いまならアントニオ・バンデラス支店長がお出迎えというめちゃくちゃなCM。


・転職支援会社のCM
過去の名作を再上映。
動物の頭が飾ってある立派な社長室。
別アングルから隣の部下の部屋を見ると、社長室の飾りの下半身部分が部屋に突き出ていて
悩まされる部下の姿。


・アルコール啓蒙のCM
体のいたるところにいたずら書きされた若者が何人も映る。
最後に「キャンバスになるなアーティストになれ」と一言。
酔いつぶれないように諭すCM


南アフリカのスコッチのCM
老人がひたすら読み書きの勉強をしている。
長い間勉強をして、やっと読めるようになった。
勉強した理由は息子の出版した本を読むためだった。
最後に息子に本を読んだことを告げると息子は父親に
スコッチを勧める。南アフリカのスコッチのCM


・エジプトのCM
エジプトが最後にワールドカップでゴールを決めたのはもう数十年前のこと。
最後のゴールはゴール右側に決まったPK。その得点者はそのことをことさらうざいくらい自慢している。
シュートは右側にければいい。サッカー教室も右側にければよいと教えるだけだから簡単だと自慢する。
ゴールを決めさせてもらったキーパーとは今も友達で電話していると自慢している。
(キーパー側は迷惑で怒鳴り散らしている)


何のCMかといえば数十年前のゴールはすばらしかったが、そろそろ別のゴールがみたいという
エジプト代表を応援する携帯電話会社ボーダフォンのCM


・アニメーションのCM
熊は冬眠するのでいつもクリスマスを知らずに年を越してしまう。
今年もクリスマス前に眠くなり冬眠してしまう。
そのころ森の動物たちは、クリスマスのプレゼント交換の準備もはいる。
熊と仲のよいウサギは、冬眠中の熊にプレゼントをおきにいく。
クリスマスの日、森の動物たちがプレゼント交換をしている最中、
冬眠中のはずの熊がやってくる。
なぜかといえばウサギが目覚まし時計をプレゼントして、それが鳴ったから。
ジョンルイス百貨店のCM